伊東温泉 「毘沙門天 芝の湯」
伊東温泉共同浴場巡り2日目の2湯目は、先に訪れた「新井湯(恵比寿あらいの湯)」の程近く住宅地側に入った道沿いにある「毘沙門天 芝の湯」。駐車場が広々としており共同浴場10湯では最大級。公民館を兼ねた玖須美温泉会館の1Fが浴場で建物はきれいで立派なもの。14:00営業開始早々に訪れたが、超ウルトラ激混みで広めの浴室も人また人のラッシュアワー状態であった・・・。
基本情報 | |
名称 | 「毘沙門天 芝の湯」 |
HP | なし ※参考URL 「伊東観光協会 伊東温泉 七福神の湯」 |
訪問日 | 2009年11月25日 |
七福神の湯の記載住所 | 伊東市芝町2 |
立地 | JR伊東線・伊豆急行線「伊東」駅 徒歩25分 |
営業時間 | 14:00~22:00 |
休み | 毎週火曜日 |
料金 | 大人 300円 |
支払方法 | 券売機でチケット購入 |
家族風呂 | あり |
鍵付ロッカー有無 | ○脱衣場鍵付 ※別に貴重品ロッカーが入口にあり |
鍵付靴箱有無 | × |
温泉分析書及び成分に影響を与える項目(構造設備)の掲示事項 | |
温泉分析書掲示 | ○ |
構造設備掲示 | × |
加水 | ○源泉温度が高いので加水しています |
加温 | -掲示なし ※循環ですから加温ありと思われる |
循環 | -掲示なし ※循環動作を確認 |
ろ過 | -掲示なし ※上記に順ずる |
消毒 | -掲示なし ※一般常識的にありと思われる |
水風呂 | なし |
浴槽の種類 | 一般内湯浴槽1つのみ、ジェット噴射併設 |
源泉専用浴槽の有無 | × |
泉質 | 単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉) |
源泉 | 混合泉 伊東市芝町2-3 |
泉温 | 50.1℃、pH値 8.3 |
飲泉 | ? |
※オススメ5段階評価※ ![]() |
伊東駅からは結構距離があり徒歩だと25分程度と思われる。行き方だが駅前ロータリーを左に進み海沿いの国道135号につきあたったら右手に下田方面へひたすら行く・・海を見ながら散歩がてらならこれでもよい。または湯の花通り+キネマ通り(アーケード)を通って大きめの十字交差点を正面細い路地を行く。「東海館」の前を通って車通りに出たら右の大川橋を渡る。左手まっすぐの道を道なりにずっと進むと芝の湯の前に出る。
私は先に「新井湯(恵比寿あらいの湯)」を訪れゆっくりしていたが、それでも時刻はまだ12:30。国道135号沿いのデニーズでランチがてら時間つぶしをして14:00になるのを待った。
14:00に店を出て歩いていく。デニーズからは5分程度。七福神の像は正面入口前ではなく駐車場入口のところにある。温泉の池の中に祀られていて他の湯の七福神と比べても凝った造りだ。
しかし午前中に「新井湯(恵比寿あらいの湯)」へ行く前に場所の確認でここには寄ったのだが、今回訪れるとすでに駐車場はいっぱい・・・かなりの車の数である。はぁ、、嫌な予感がする
。
この地域は芝町という名前だが玖須美温泉会館という名前からもわかるように玖須美財産区が管理している。前日夜に訪れた「和田湯(和田寿老人の湯)」も同様である。ちなみに徒歩10分程度の距離である。
館内へ入って奥の右側に番台というか受付があり、横に券売機があってここでチケットを購入する。一般大人300円。料金だが「和田湯(和田寿老人の湯)」同様に区民は大人70円、70才以上は30円と優遇されている。
また入口に貴重品専用ロッカーがあり無料で利用できる。大きさはウエストバックがそのまま入れられるくらいの大きさで係りの人が鍵をしめてかわりにプレートを渡される。
脱衣場だが広めで真ん中に木製の大きめの台が置かれている。中は結構な人でざっと10人近く脱衣場にいる。上の写真はドサクサに紛れて一瞬のスキ?をついて撮影したもの(苦笑)。左や右側には実は人だらけだったりする。
壁には温泉分析書はあるが構造設備の掲示はない。温泉分析書のフォーマットは「和田湯(和田寿老人の湯)」と同じモノでちょっと情報量が足りない。源泉は混合泉とだけ記載されており伊東市芝町2-3とある。泉温は50.1℃と高いので加水している旨の表示がされている。
人だらけで浴室の写真が撮れてません。以下のページの写真が参考になります。
『ひろさんの旅枕』さんの「伊東温泉・毘沙門天芝の湯」の記事
浴室に入って見ると、うーーん、中も人でいっぱいだ・・。カランはすべて埋まり待ちが数人
。あまりにも驚いたのでカランの数を数えてしまいました(笑)。カランは11。しかたないので浴槽の湯で体を流し浴槽へ。
浴槽は壁面に接してあり変則的な形をしているが、広さはかなりあり伊東の共同浴場で最大級。左手前部分にジェット噴射が設置してありこれは伊東の共同浴場では唯一のものである。湯舟中ほどに湯口があるが、吸引口から湯が吸いだされている動作を確認した。残念ながらここは循環湯である。
湯温は体感温度42℃って感じです。無色透明無味無臭の単純温泉、特に他と比較して特徴はなし。
しかし洗い場もそうだが湯舟にもやたら人が多い・・・。平日の昼間から皆さん湯に入って仕事はどうしてるんですか?、、ちょっと疑問。こんなイモ洗い状態の湯は生まれて初めてかも・・。脱衣場で話していた地元の方は今日は特別混んでいると言ってました。地元ユーザーも驚く混み具合
。どうも定休日明けの開店一番は超ウルトラ激混みってことのようです。
湯も残念ながら鮮度の良さは感じられないし、とにかく人が多すぎて落ち着かないので早々に退散する事に・・・。「和田湯(和田寿老人の湯)」と同じでここも上がり湯のシャワーが備えられている。
![]() | 施設を後にし正面玄関より駐車場を望む。ほんとに車でいっぱいだ。しかも数台空きを待ってる状態で盛況。 |
※オススメ5段階評価※ですが、「1」としました。ここまでの混み方はイレギュラーなのかもしれませんが、「和田湯(和田寿老人の湯)」同様に混み合う施設であることは確かでしょう。「和田湯(和田寿老人の湯)」とほぼ同様の理由によりこのランクです。やっぱりここも七福神の湯から外してしかるべきでしょう。地元の方々は値段や広い浴槽、充実した設備と広い駐車場があることでこの施設に足を運んでいる事が伺えます。残念ながら湯質よりもそちらの優先度が高いのです。一般観光客は湯質を第一に考える方が多いはずなのでここは湯巡りを楽しむところではないと私の意見を述べさせていただくことにします。
私はこのような状況を大変危惧しています。これでは湯を大切に守っている小さな施設はどうなってしまうのでしょう。経営難で廃業してしまうと新鮮な湯を味わえるところはなくなってしまいます。正直この施設や「和田湯(和田寿老人の湯)」は伊東温泉共同浴場10湯の中で最低ランクの湯質です。でもこういった施設が盛況であることを実感するとほんとに悲しくなります。
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※見てくださった方々へ、、ご参考になれば幸いです。よろしければ「拍手」頂ければウレシイです
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