安楽温泉 「鶴の湯」
鹿児島県新川渓谷温泉郷。天降川沿いに温泉地が連なり妙見温泉のとなりに位置するのが安楽温泉。 素朴な昔ながらの湯治場の雰囲気を強く残し、小さな温泉宿がひっそり佇んでいる。その中でも国道がカーブしている角に建ち天降川との間にある 「鶴の湯」を訪れた。
名称 | 鶴の湯 |
HP | なし |
訪問日 | 2009年7月14日 |
住所 | 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田4221 |
交通手段 | ・鹿児島空港から温泉バス利用(乗車約20分)。 |
日帰り営業時間 | 8:00~21:00 |
休み | ? |
日帰り料金 | 大人 200円 |
支払方法 | 直接支払い |
鍵付ロッカー有無 | ○ 入口すぐの右手にあり、脱衣場にはなし |
鍵付靴箱有無 | × |
温泉分析書掲示 | ○ 外の建物下の駐車場の壁のところ |
構造設備掲示 | ○ 打たせ湯のみ温度調節のため加水している旨掲示 |
浴槽の種類 | 男女別内湯、露天風呂、うたせ湯、温泉スチームサウナ、水風呂 |
源泉専用浴槽の有無 | ○ |
成分に影響を与える項目 | 加水、加温、循環、ろ過、消毒なしの源泉100%かけ流し |
泉質 | ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉 (低張、中性、高温泉) |
源泉 | 安楽16号 |
泉温 | 45.4℃(気温:19.6℃)、pH値:6.1 |
飲泉 | ○ 外の建物下の駐車場奥に飲泉場あり |
※オススメ5段階評価※ ![]() |
先に妙見温泉「妙見石原荘」に立ち寄り湯をし、昼過ぎに「鶴の湯」を目指した。国道沿いに橋を渡った先で実際は徒歩で10分もかからない距離であった。外装を塗りなおしたのか山吹色の建物になっている。まわりが素朴な雰囲気なのでちょっと目立つ(苦笑)。入口横の駐車場の壁に温泉分析書類が掲示してある。奥には飲泉場。泉質はナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉。この地域の特徴とも言える湯だ。
引き戸をあけて中へ、玄関口は狭い。施設の方々はちょうど昼ごはんのようだ。家庭的でほのぼのとした雰囲気だ。200円を支払う。貴重品は右下に鍵付きのがあり、キャスターバックはそのへんに置いとけばいいとのこと。ほのぼのムードである。浴室は左手の階段を下る。なんか雰囲気は普通の民家である。
暖簾をくぐり、脱衣場へ。右側にかごが並ぶ。こじんまりとしているが規模からすると広めという印象。不潔感はない。先客はおらずラッキーなことに貸切利用だ。気兼ねなく写真を取り巻くリだ(苦笑)。
内湯へ。天井は低めだが一面浴槽で2つに仕切られている。 析出物によって渕や床は赤茶げている。薄褐色の湯がどんどん流れており、溢れた湯もどんどんかけ流されている。しぶきの跳ね返りの部分はいたるところが赤茶色になっており、湯の成分の濃さが感じられる。奥はうたせ湯でうたせ湯の落ちる豪快な音が響いている。
湯口。析出物で鍾乳石のようだ。床も造形美が見てとれる。湯は重曹の渋エグ味が強くちょっと炭酸味。金気臭味も強い。そして内湯だがけっこう熱め。小さい湯舟はぬる湯扱いでちょっと温度は低いが熱めだった。
角にあるこの場所は飲泉場?、洗顔場?。カランは2箇所だが1つは水がずっと流されており、うたせ湯の温度調節に使っている。止めないでねと注意書きがあります。
打たせ湯。奥の湯舟に1箇所打たせ湯がありますが、へその下を打たせたり応用でいろいろ使えます。床や壁は析出物で赤茶げて渋い状態。反対側に露天風呂。天然の炭酸の泡をつかって壁側から気泡がでてます。
湯はぬるめとまではいえず適温。天降川はこのあたりは流れが緩やかでほのぼのとした田舎風景が広がる。のんびり湯に浸かると通り抜ける風も心地よい。しかしここの湯は成分が濃いのでよく温まります。
となりに水風呂。。めちゃめちゃ冷たい。蛇口から豪快に水が流れているが地下水か沢の水だろう。ほてった体で浸かるが超心地いい・・・。しっかり体を締めて熱めの内湯へ。。うーーん、ジンジン来ますなぁ。じわりじわり体に染み入ってきます。
いやぁ、極上の湯でした。「妙見石原荘」に続いてここ「鶴の湯」。連荘で浴びたがすっかりゴキゲン。このヘビーな湯はなかなかのものである。すっかり新川温泉郷のファンになってしまった。次回はレンタカーでこの周りを是非制覇したいものです。
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